ポーカーのレーキとは?4つのレーキの種類やレーキ額の相場・レーキバックについて解説

ポーカーのレーキとは?4つのレーキの種類やレーキ額の相場・レーキバックについて解説

ポーカーのレーキとは、ポーカーをプレイする際に運営に支払う手数料のことです。他のカジノゲームと異なり、ポーカーはプレイヤー同士の対戦であり、運営はゲームの進行をサポートするだけのため、運営はポットから一定の割合を手数料として徴収します。この手数料が「レーキ」と呼ばれます。

この記事では、ポーカーにおいていくつかの種類があるレーキについて紹介・解説していきます。

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目次

レーキは主に4種類に分けられる

レーキの主な種類は、以下の4つに分けられます。

①ディールレーキ
②シンプル・コントリビューテッド
③ウェイテッド・コントリビューテッド
④アクチュアルレーキ

1.ディールレーキ

ポーカーのディールレーキ(Deal Rake)は、参加したプレイヤー全員から手数料を徴収する方法の一つです。主にライブポーカーや一部のオンラインポーカーサイトで使用されることが多いです。以下ではディールレーキの仕組みとその特徴について解説します。

ディールレーキの仕組み

ディールレーキは、ゲームの進行に関係なく、ハンドに参加した全てのプレイヤーから一定の金額が徴収されるシステムです。通常、ハンドが終了したタイミングで徴収がされます。

ディールレーキのメリットとデメリット

メリット

①計算がシンプル
ディールレーキは一定の金額を徴収するため、プレイヤーやディーラーにとって計算が簡単です。
②公平性が高い
全てのプレイヤーから均等に徴収されるため、特定のプレイヤーに不利な状況を作りにくいです。

デメリット

①低いベットゲームでの負担
低ステークスのゲームでは、固定額のレーキがプレイヤーの収益に対して相対的に高い負担となることがあります。
小さいポットへの影響
ポットサイズが小さい場合でも同じ金額が徴収されるため、小さいポットのゲームではプレイヤーの利益が少なくなることがあります。

ディールレーキはプレイヤーの戦略にも大きな影響を与えます。

例えば、ハンドごとに一定のレーキが徴収されることから、プレイヤーはより慎重にハンドを選択する傾向があります。低ステークスのゲームでは特に、利益を確保するためより強いハンドでのみ参加することが求められます。

ディールレーキの存在を理解し、それに応じた戦略を立てることは、ポーカーの収支につながります。ディールレーキが導入されているゲームに参加する際は、そのレーキ額を事前に確認し、自分のプレイスタイルに合ったゲームを選ぶことが重要と言えるでしょう。

2.シンプル・コントリビューテッド

シンプル・コントリビューテッド(Simple Contributed)は、プリフロップ(最初のアクション)で降りなかったプレイヤーからレーキを徴収します。具体的には、プリフロップでベットやコールを行い、ポットにチップを投入したプレイヤーが対象となります。

シンプル・コントリビューテッドの仕組み

プリフロップで降りずに、ベットまたはコールを行ったプレイヤーがレーキの対象となります。プリフロップで降りたプレイヤーはレーキを支払う必要がありません。

各プレイヤーがポットに投入した金額に応じて、レーキが徴収されます。レーキ率はポーカーサイトやカジノによって異なりますが、一般的には2.5%~10%の範囲で設定されます。

ポットサイズが大きくなるほど、徴収されるレーキの金額も増加します。レーキは通常、ポットの総額から一定割合が差し引かれる形で徴収されます。

シンプル・コントリビューテッドのメリットとデメリット

メリット

①アグレッシブなポーカーをプレイしやすい
プリフロップでのアクションに基づいてレーキが徴収されるため、積極的なプレイが促進されます。
②公平性がある
ポットに実際に貢献したプレイヤーのみがレーキを支払うため、参加しなかったプレイヤーには負担がかかりません。

デメリット

①計算が少し複雑
各プレイヤーがポットに貢献した金額に応じてレーキを計算するため、計算がやや複雑になります。
②ポットに関係なく徴収される
ポットサイズが小さい場合でもレーキが徴収されるため、小さいポットのゲームではプレイヤーの利益が少なくなることがあります。

シンプル・コントリビューテッドは、ポーカーにおける公平かつ効率的なレーキ徴収方法の一つです。このシステムを理解することで、ポーカーゲームの収支管理をより効果的に行うことができるでしょう。ポーカーを楽しむ際には、シンプル・コントリビューテッドの仕組みを理解し、自分のプレイスタイルに合ったゲームを選ぶことが重要です。

3.ウェイテッド・コントリビューテッド

ウェイテッド・コントリビューテッド(Weighted Contributed)は、ポーカーにおけるレーキ(手数料)の徴収方法の一つです。この方法では、各プレイヤーがポットにどれだけ貢献したかに基づいてレーキが徴収されます。つまり、賭けた金額が多いほど、そのプレイヤーが支払うレーキも多くなります。

ウェイテッド・コントリビューテッドの仕組み

ウェイテッド・コントリビューテッドのレーキは以下のように計算されます。

  1. ポットへの参加度に基づく徴収レーキ
    各プレイヤーがポットに賭けた金額に比例してレーキが徴収されます。これにより、ポットに多くのチップを投入したプレイヤーがより多くのレーキを支払うことになります。
  2. レーキ率の適用
    ポットの総額に対して設定されたレーキ率が適用され、その割合に基づいて各プレイヤーのレーキが決定されます。一般的なレーキ率は5%程度ですが、カジノやオンラインポーカーサイトによって異なります。
  3. プレイヤーごとの計算
    ポットに賭けた金額にレーキ率を掛け、その金額が各プレイヤーから徴収されます。

ポットサイズが大きくなるほど、徴収されるレーキの金額も増加します。レーキは通常、ポットの総額から一定割合が差し引かれる形で徴収されます。

ウェイテッド・コントリビューテッドのメリットとデメリット

メリット

①アグレッシブなポーカーが肯定される
積極的にポットをメイクするプレイヤーに対して、リスクと報酬の良いバランスを保つことができます。
②公平性がある
ポットに多く貢献したプレイヤーがより多くのレーキを支払うため、参加度に応じた公平な徴収が行われます。

デメリット

①計算が少し複雑
各プレイヤーのポットへの貢献度に基づいてレーキを計算するため、計算が複雑になります。
②ポットに関係なく徴収される
ポットサイズが小さい場合でもレーキが徴収されるため、小さいポットのゲームではプレイヤーの利益が少なくなることがあります。

ウェイテッド・コントリビューテッドは、ポーカーにおける公平で効率的なレーキ徴収方法の一つです。ポットに対する各プレイヤーの貢献度に基づいてレーキが計算されるため、積極的なプレイを促しつつ、公平なプレイヤー同士の負担を実現しやすいです。このシステムを理解することで、ポーカーゲームの収支管理をより効果的に行うことができます。

4.アクチュアルレーキ

アクチュアルレーキ(Actual Rake)は、ポーカーにおけるレーキ(手数料)の徴収方法の一つです。この方法では、ポットの総額に基づいてレーキを計算するのではなく、特定の条件に従って実際にゲームの勝者から徴収されるレーキを指します。アクチュアルレーキは、特にトーナメントやキャッシュゲームでのレーキ計算に使用されることが多いです。

アクチュアルレーキの仕組み

アクチュアルレーキは、ゲームの勝者が獲得した賞金から特定の割合を徴収する方法です。この計算方法は、ポットの総額に基づく他のレーキシステムと異なり、より正確にプレイヤーの利益に基づいて徴収されます。

アクチュアルレーキの具体的な計算方法

アクチュアルレーキの計算方法は以下の通りです:

  1. 獲得した賞金金額 - 自分が賭けた金額 = 純利益
  2. 純利益 × レーキの割合 = 徴収されるレーキ

例えば、レーキ率が5%の場合で、プレイヤーが$10,000の賞金を獲得し、そのゲームに$3,000を賭けていたとします。この場合の計算は以下の通りです:

  1. 獲得した賞金金額:$10,000
  2. 自分が賭けた金額:$3,000
  3. 純利益:$10,000 - $3,000 = $7,000
  4. 徴収されるレーキ:$7,000 × 5% = $350

したがって、プレイヤーはレーキを抜いたあと、$9,650を手にすることになります。

ポットサイズが大きくなるほど、徴収されるレーキの金額も増加します。レーキは通常、ポットの総額から一定割合が差し引かれる形で徴収されます。

アクチュアルレーキのメリットとデメリット

メリット

①利益を把握しやすい
純利益からのみレーキが差し引かれるため、プレイヤーは自分の収益をより正確に把握することができます。
②公平性が高い
プレイヤーの純利益に基づいてレーキを徴収するため、実際の利益に対してのみ負担がかかる公平なシステムです。

デメリット

①計算が複雑
純利益に基づく計算が必要なため、他のレーキシステムに比べて計算が複雑です。
②小さいポットだと利益が少なくなりやすい
ポットが小さい場合でも同じ割合が適用されるため、小規模ポットではプレイヤーの利益が減少する可能性があります。

アクチュアルレーキは、ポーカーにおける公平で精密なレーキ徴収方法です。プレイヤーの純利益に基づいてレーキを計算するため、実際の収益を正確に把握することができます。このシステムを理解することで、ポーカーゲームの収支管理をより効果的に行うことができるでしょう。

ポーカーのレーキの相場はいくら?

ポーカーのレーキの相場は、ライブポーカーでもオンラインポーカーでも大きく変わらず、一般的には2.5%~10%程度と言われています。

この項目では、ライブポーカーとオンラインポーカーにおけるレーキの相場についてそれぞれ詳しく解説します。

ライブポーカーのレーキ相場

ライブポーカーのレーキは、カジノやポーカールームで直接プレイされるゲームに適用されます。一般的なレーキの相場は以下の通りです:

  1. レーキの割合:ライブポーカーのレーキは通常、ポットの総額の2.5%~10%程度です。これは、プレイヤーが賭けた総額に基づいて計算されます。
  2. レーキキャップ:多くのカジノでは、レーキに上限(キャップ)が設定されています。キャップはポットの大きさにかかわらず、レーキの最大金額を制限するためのものです。例えば、レーキキャップが$10と設定されている場合、ポットがいくら大きくなっても、徴収されるレーキは最大で$10となります。
  3. 具体例
    • 低ステークスゲーム:$1/$2のブラインドでは、レーキは5%でキャップが$3~$5程度。
    • 中ステークスゲーム:$2/$5のブラインドでは、レーキは5%でキャップが$5~$10程度。
    • 高ステークスゲーム:$5/$10以上のブラインドでは、レーキは5%でキャップが$10~$15程度。

オンラインポーカーのレーキ相場

オンラインポーカーのレーキは、ライブポーカーよりもやや低めに設定されることが多いですが、プレイヤーの数やサイトによって異なります。

  1. レーキの割合:オンラインポーカーのレーキは通常、ポットの総額の2.5%~5%程度です。
  2. レーキキャップ:オンラインポーカールームも、ライブポーカーと同様にレーキキャップを設定しています。キャップの金額はサイトやゲームのステークスによって異なります。
  3. 具体例
    • 低ステークスゲーム:$0.01/$0.02のブラインドでは、レーキは5%でキャップが$0.50程度。
    • 中ステークスゲーム:$0.10/$0.25のブラインドでは、レーキは5%でキャップが$1~$2程度。
    • 高ステークスゲーム:$1/$2のブラインドでは、レーキは5%でキャップが$3~$4程度。

ポーカーのレーキはプレイスタイルに関係する?

ポーカーにおけるレーキ(手数料)は、プレイヤーのプレイスタイルや戦略に大きな影響を与える要因の一つです。レーキの割合や徴収方法は、ゲームの進行やプレイヤーの行動に直接的な影響を及ぼします。以下では、レーキとプレイスタイルの関係について詳しく解説します。

1. 高いレーキとタイトなプレイスタイル

レーキが高い場合、プレイヤーは自然とタイトなプレイスタイル(厳選されたハンドでのみプレイするスタイル)を採用する傾向があります。これには以下の理由があります。

  • 利益確保の必要性:高いレーキはプレイヤーの利益を圧迫します。そのため、勝率の高いハンドを選んでプレイし、無駄な負けを減らすことで、利益を確保しようとするからです。
  • 無駄なコストの回避:タイトなプレイスタイルでは、リスクの高いハンドでの無駄な賭けを避け、レーキによるコストを最小限に抑えようとします。

2. 低いレーキとルースなプレイスタイル

レーキが低い場合、プレイヤーはルースなプレイスタイル(広いハンドレンジでプレイするスタイル)を採用することを推奨される場面が多くなります。これには以下の理由があります。

  • リスク許容度の向上:低いレーキはプレイヤーの利益をあまり圧迫しないため、リスクを取って幅広いハンドでプレイすることが可能になります。
  • 積極的なプレイの促進:低いレーキ環境では、プレイヤーはより多くのハンドに参加し、ポットを膨らませることで大きな利益を狙うことができます。

3. レーキとゲームの種類

レーキの影響はゲームの種類によっても異なります。例えば、キャッシュゲームとトーナメントではレーキの構造が異なり、それがプレイスタイルに与える影響も異なります。

  • キャッシュゲーム:キャッシュゲームでは、各ポットに対してレーキが徴収されるため、タイトなプレイスタイルが有利とされます。ポットが大きくなるとレーキも増加するためです。
  • トーナメント:トーナメントでは、参加費として一度にレーキが徴収されるため、その後のプレイではレーキを気にせずに積極的にプレイすることができます。これにより、序盤からアグレッシブなプレイスタイルが一般的になります。

レーキはプレイヤーのプレイスタイルに大きな影響を与える重要な要素です。高いレーキはタイトなプレイスタイルが推奨されますし、低いレーキではルースで積極的なプレイスタイルが推奨されます。ポーカーで勝つためには、レーキの構造とその影響も理解し、自分に最適なプレイスタイルや環境を選ぶことが重要となります。

レーキが還元される、レーキバックとは?

プレイする側からしたらあまり多く支払いたくないレーキですが、徴収のみだけでなく、レーキを還元する「レーキバック」の仕組みを取り入れているカジノやオンラインポーカーアプリも多くあります。この項目では、レーキバックについて説明していきます。

レーキバックの基本概念や種類

ポーカーのレーキバックシステムとは、ポーカーサイトやカジノがプレイヤーに対して、支払ったレーキの一部を還元する仕組みです。これはプレイヤーにとって非常に魅力的なインセンティブであり、長期的なプレイも促進するものになります。以下では、レーキバックシステムの詳細について説明します。

1. レーキバックの基本概念

レーキバックは、プレイヤーがゲーム中に支払ったレーキの一定割合を返金するプログラムです。レーキバックの割合はサイトやカジノによって異なりますが、一般的には20%~50%の範囲です。

2. レーキバックの種類

レーキバックにはいくつかの種類があり、それぞれのシステムに特徴があります。

  1. 固定割合のレーキバック
    • プレイヤーが支払ったレーキの一定割合が毎月(または毎週)返金されるシステム。
    • 例:プレイヤーが1か月に支払ったレーキが$1,000で、レーキバックの割合が30%の場合、$300が返金
  2. VIPプログラム
    • プレイヤーの活動量や累計レーキに応じて異なるレベルのVIPステータスが設定され、それに応じたレーキバックが提供されます。
    • 例:ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナといったステータスにより、レーキバック率が異なる。
  3. ポイントベースのシステム
    • プレイヤーが支払ったレーキに応じてポイントが付与され、そのポイントをキャッシュやトーナメントチケット、他の報酬と交換するシステム。
    • 例:1ドルのレーキごとに10ポイントが付与され、1,000ポイントで$10のキャッシュバックと交換可能など。

レーキが高いほど、ハンドを選んでプレイするタイトなスタイルになりやすく、ハンドを選んで1ハンドごと大きいポットを勝っていくことがセオリーとなります。

そうなってくると、レーキ額を踏まえ、ポーカーをプレイするスポット選びが重要となります。レーキ率はもちろん、レーキバックがあるかどうかはとても重要です。

ポーカーで収支を得つづけるにはレーキバックは重要

レーキが高いハウスやサイトでポーカーをしていても、レーキバックさえあれば、支払ったレーキの一部が返ってきます。

レーキ額はハウスで微差であることが多いですが、レーキバックにはハウスやオンラインポーカーサイトによって大きな差があります

カジノではレーキバックが導入されていないことも少なくないですが、徴収したレーキをジャックポットに加算していき、ハイハンドジャックポット(滅多にできない役でポットを獲得する)や、バッドビートジャックポット(フォーカードでストレートフラッシュに負けるなど、ほぼ負けない役で負けた時に発生)でプレイヤーに還元しているカジノもあります。

事前にカジノの情報をつかむこともポーカーの収支に影響します。

あとは、キャッシュではない還元としては、プレイ時間などの条件達成でレストランでの飲食無料やホテル宿泊などの特典を受けられる、コンプリメンタリー(通称:コンプ)と呼ばれるサービスがあるカジノもあります。

ちなみにオンラインポーカーでも先述のレーキバックがあり、収めたレーキ額から30〜50%の還元を行っているクラブやステータス特典があります

しかし、KKPOKER(KKポーカー)やGGPOKER(GGポーカー)などのオンラインポーカーに入金して日本国内でリアルマネーでプレイすることは警察庁の発表より違法とされていますので、日本国内でリアルマネーのオンラインポーカーアプリは絶対にプレイしないように注意しましょう。

レーキ負けをしないための対策

先述の通り、レーキというのはプレイヤーにとって高くない方が良いです。この項目ではレーキ負けしないようにするための対策法を2点にまとめました。

  • ハウス選びを徹底する
  • レーキバックや特典の良いカジノを選ぶようにする

ポーカーをプレイしている以上、レーキを払わないようにするのは無理です。

少しでもレーキ支出を増やしたくないのであれば、レーキバックジャックポットや、プレイ特典のコンプが充実しているカジノやサイトを選びましょう。

ポーカーのレーキについてのまとめ

この記事では、レーキの種類や説明と、レーキがポーカーのプレイに影響してくることを述べてきました。

もう一度レーキについてまとめると、ポーカーにおけるレーキとはプレイヤーが払わなければならない、いわば参加料金のことです。レーキの種類に関しては、ディールレーキ、シンプル・コントリビューテッド、ウェイテッド・コントリビューテッド、アクチュアルレーキの4種類が一般的です。

  • ディールレーキ=参加した全てのプレイヤーから一定の金額が徴収されるシステム
  • シンプル・コントリビューテッド=ポットにチップを投入したプレイヤーが徴収対象
  • ウェイテッド・コントリビューテッド=各プレイヤーがポットに投入した金額に基づいてレーキが徴収
  • アクチュアルレーキ=ゲームの勝者が獲得した賞金から特定の割合を徴収する方法

また、海外でポーカーをするためには、ポーカーをする以外にも何かと費用がかかるので、なるべくなら払うレーキ金額や経費は抑えたいところです。

ライブカジノでは、プレイした分還元されるジャックポットやコンプ特典などがありますが、カジノや国によって特典は大きく異なってくるので、必ず事前に特典やレーキ還元の情報はチェックしておきましょう。

ポーカーレーキについてよくある質問

カジノでのポーカーレーキの相場はどのくらいですか?

ポーカーレーキの相場は5%以上であるカジノが殆どです。ハイレートになるほどレーキは安くなりますが、基本的に海外のライブカジノのレーキは、ディーラーやフロアパーソンの人件費などもあるため、オンラインポーカーより高くなることが多いです。

レーキバックとはなんですか?

ポーカーにおけるレーキバックとは、自身の支払ったレーキの一部が還元される特典のことです。レーキバックの還元率や特典を知ることは、収支に大きく直結するため重要ですので、ポーカーをプレイする環境の情報収集を怠らないようにしましょう。

レーキキャップとはなんですか?

レーキキャップとは、取られるレーキ上限のことを指します。例えば、レーキ10%でポットが100BBだった場合、レーキキャップがないと10BBも取られてしまいますが、レーキキャップが3%だと、レーキは3BBとなりますので、それ以上のレーキを取られることはありません。レーキ上限を知っておくこともプレイ環境を選ぶ上で重要と言えるので、プレイ前にハウスに確認しましょう。

ポーカーレーキの計算方法を教えてください。

レーキの計算方法は、ポットを基準で計算することがほとんどです。例えばレーキが6%だとすると100BBポットを獲得した場合、その6%の6BBがレーキとして徴収されます。

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